「争族」「争続」といった造語を聞かれた方もいらっしやると思います。財産
の奪い合いの末に親戚間の仲が険悪になるというものです。
一口に相続といっても、土地などの不動産の相続、預貯金の相続、車、特許、
商標、意匠、著作権、ゴルフ会員権、出資金、株式などの債権などの相続があ
ります。これらの相続に共通なキーポイントは「遺産分割協議書」です。土地
にしても預貯金にしても車にしても、「遺産分割協議書」がないと名義変更な
どの手続ができません。
問題はどのようにしてこの遺産分割協議書に相続人すべての方の署名捺印を いただくかです。 この遺産分割協議書に相続人すべての方の署名捺印をいただくためのお手伝 いをさせていただきます。もちろん、弁護士ではありませんので代わって交渉 することはできません。相続人の方々の話し合いにより合意がなされれば協議 が成立したという文書を作成するお手伝いをさせていただきます。
遺産分割協議というものは、相続人すべての方の幼いときからの感情的なし こりが表面に出てくるので、ある意味やっかいなものであります。このしこり は根が深いこともあるので、協議成立となるにはまずその部分から手を付けて いかなければなりません。弊事務所代表者はこういった部分については、ケー スバイケースで的確なアドバイスをしていきたいと考えております。
また、相続にあたって遺産分割協議書の他に戸籍や住民票等の収集調査も必 要に応じてして差し上げることができます。戸籍や住民票の収集では、かなり 昔の戸籍までさかのぼって取寄せなければいけない場合もあり、依頼者ご本人 がこれらを取寄せるには相当な労力が要ります。
行政書士は「職務上請求書」というものを用いて、また、戸籍の専門知識も ございますので、的確迅速に相続手続きに必要な戸籍や住民票の取寄せが可能 です。さらに、取寄せた戸籍等は「相続証明書」として冊子にし、後々の手続 にも用いることのできるようにして差し上げます。
古い戸籍は今の戸籍と異なり、戸籍のしくみやきまりごとも異なりますので 一般の方が取寄せるにはやっかいなことがあります。弊事務所では皆様のご依 頼に備えて、日々こういった戸籍の実務知識のブラッシュアップに努めており ます。いつでも効率的に戸籍類の取寄せをして差し上げることのできるように しております。